マイケル・ジャクソンが愛した映画に見る、愛のかたち。
世界が認めるエンターティナーのマイケル・ジャクソンも、
皆と同じように映画を愛していた。
マイケル・ジャクソンは、「鉄道員」が好きだった。
こんにちは、マンハッタン坂本です。
呑んだくれで厳格な機関士の父親を持つ、サンドロ少年が大好きだったと言っていい。
小太りでやんちゃだけど、笑顔が素晴らしい少年だ。
ピエトロ・ジェルミ監督
1956公開
原題:Il Ferroviere
いたいけな少年サンドロの純真な眼を通して、親子の愛情や夫婦の愛、そしてイタリアの地に生きる庶民たちの喜怒哀楽を、全編に流れる温かい人間愛で描いた映画史に残る名編。
ある日父親は、列車への飛び込み自殺をきっかけに衝突未遂事故を起こし、停職になる。我が家では、結婚した娘の浮気に激怒し、無職の長男を家から放り出す。揚句に、スト破りと疑われ、呑み仲間たちから敬遠されてしまう。
ホームドラマとは、決まって幸福が逃げていくものだ。
イタリアでも日本でも。
仲間のいない酒場で呑んだくれる父親(ピエトロ・ジェルミ)の前に、7歳のサンドロ少年が迎えに来る。進級が決まり、やっと仲直りができると思ったからだ。
「男同士の話だ」
父親は切々と心情を吐露し、幼い息子を抱きしめ、仲間のところに戻る。
我が家には、クリスマスを祝う客があふれかえっている。
鉄道員はベッドに横たわり、幸福一杯でギターをつま弾きながら永眠する。50歳で。
マイケル・ジャクソンは、「シェーン」も好きだった(かもしれない)。
ジョージ・スティーヴンス監督
1953公開
原題:Shane
ワイオミング高原の開拓地。9歳のジョーイ少年は、馬に乗った一人のガンマン(アラン・ラッド)の姿を見つける。
この辺の農民は牧畜業者のライカーに露骨ないやがらせを受けており、少年の父親は、追い出されまいと抵抗する農民たちのリーダーだった。
一宿一飯のつもりが、父親の農作業を手伝うことになったガンマンは、ライカーの再三の挑発にも屈せず、少年のヒーローとなる。そして父親の代わりに、ライカーが雇った早撃ちの殺し屋(ジャック・パランス)の待つ酒場に行き、追いかけてきた少年の目の前で、一瞬にして殺し屋を倒す。
ジョーイ少年は、人殺しに平安はないと言って立ち去るガンマンに向かって叫ぶ。
「シェーン! カムバック!」
そして、
「マイケル! カムバック!」
そうそう、あれは1993年9月12日。
マイケル・ジャクソンが初めて福岡ドームで公演をした翌日、某レコード店で、通訳が到着するまで僕とマイケルは、数分間すれ違いの会話をした。
店内は閉店後で空調が止まってとても暑く、レコード店の売場を散策するマイケルの後ろを、扇風機を持ってついて回る店員の女の子の姿がおかしかった。
そのときマイケルが買ったビデオカセットが「鉄道員」だったのだ。
マンハッタン坂本も愛する、高千穂 降臨の雫
マイケル・ジャクソンという偉大な男。
彼の訃報に悲しみ、ひとり一杯の酒を手に取る。
数々の神話とスピリチュアルな雰囲気で有名な神話の郷、高千穂。その高千穂で100年の歴史を持つ酒造メーカー「高千穂酒造」が解き放つ、最上級の本格麦焼酎「高千穂 降臨の雫」。
3年の眠りから、いま旅立つ。




















